今まで我が家には金庫がなく、実印や銀行の通帳も、リビングにある棚の引き出しにしまっていました。実印はそれほど使う機会がありませんが、通帳は月に数回記帳をしています。使う頻度が高いのに毎回毎回金庫を開けるのも煩わしいですし、金庫の鍵も防犯性が完璧というわけではありませんし、不要だと思って購入していなかったのです。実印だけしまうのももったいない気がしましたし。
そんな我が家に、今度の週末、金庫が届きます。結婚して8年、今の家に引っ越して5年。ついに金庫を導入することにしたのです。理由は、夫両親の同居です。私たち夫婦と息子以外の人が住むことになる以上、やはり金庫は必要だろうという話になりました。義両親を信用していないというわけではなくて、お互いプライバシーや見えないようにしておくべきものがあるだろうということで、義両親から言われたのです。それに夫も私も同意して、このたび金庫の購入に踏み切りました。
それに、義両親が言うには「火事や地震が来た時の備えと思え」とのことです。確かに、耐火金庫があれば万が一火災で家が全焼しても、中に入っているものは守られます。通帳と印鑑があれば口座からお金は簡単に取り出せますし、各種保険証券などもあれば火災による被害があった場合も安心です。全くそれを考えていなかったわけではないですが、義両親の同居を機に金庫を購入するうえで、そういった部分も改めて見つめ直すようにした結果となります。
今は何を金庫に入れるべきか色々と検討しているところです。なんでもかんでも入れてしまっては、金庫がギュウギュウになって必要な物を取り出しづらくなりますからね。せっかく購入した金庫ですから、大事にそして有意義に使いたいと思います。